たとい彼らは陰府に掘り下っても、 わたしの手はこれをそこから引き出す。 たとい彼らは天によじのぼっても、 わたしはそこからこれを引きおろす。
たといバビロンが天に上っても、 その城を高くして固めても、 滅ぼす者はわたしから出て、 これに臨むと主は言われる。
たといあなたは、わしのように高くあがり、 星の間に巣を設けても、 わたしはそこからあなたを引きおろすと 主は言われる。
彼らに言われた、「わたしはサタンが電光のように天から落ちるのを見た。
岩の割れ目に住み、山の高みを占める者よ、 あなたの恐ろしい事と、あなたの心の高ぶりが、 あなたを欺いた。 あなたは、わしのように巣を高い所に作っているが、 わたしはその所からあなたを取りおろすと 主は言われる。
主が立って地を脅かされるとき、 人々は岩のほら穴にはいり、また地の穴にはいって、 主の恐るべきみ前と、その威光の輝きとを避ける。
神の前では陰府も裸である。 滅びの穴もおおい隠すものはない。
たといその高さが天に達し、 その頭が雲におよんでも、
悪を行う者には身を隠すべき暗やみもなく、 暗黒もない。
あなたを穴に下る者どもと共に、昔の民の所に下し、穴に下る者と共に下の国に、昔のままの荒れ跡の中に、あなたを住ませる。それゆえ、あなたは人の住む所とならず、また生ある者の地に所を得ない。
これは水のほとりのすべての木が、その高さのために誇ることなく、その頂を雲の中におくことなく、水に潤う木が、みずから高ぶり立つことのないためである。これらは皆、死に渡され、下の国に入り、穴に下る者と共に他の人々のうちにいる。
それであなたは言う、『神は何を知っておられるか。 彼は黒雲を通して、さばくことができるのか。
神が彼らに安全を与えられるので、 彼らは安らかである。 神の目は彼らの道の上にある。